学生交流

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モンゴル文化教育大学と日本の大学による国際交流事業「モンゴル環境研修」の実施

モンゴル文化教育大学は、桜美林大学、立教大学、常磐大学と連携し、日モ両国の大学生による国際交流の一環として、夏季休暇期間中に「モンゴル環境研修」を実施しています。本年度からは新たに駒沢女子大学の学生も加わり、40名を超える日本の大学生がモンゴルを訪問・参加する予定です。

本研修の主な目的は、モンゴルにおける現地調査・視察、遊牧民家庭でのホームステイ体験、現地学生との交流などを通じて、日本国内では十分に知られていないモンゴルの環境問題に対する理解を深めることにあります。特に、環境負荷を軽減するソーラークッカーの普及活動や、トール川の環境保護を目的としたボランティア活動を通じて、開発途上国が抱える環境課題に直に触れ、日本の知見を踏まえて持続可能な社会の構築に向けた協働の意識を育むことを目指しています。

また、首都ウランバートルでは、JICAモンゴル事務所などを訪問し、日本の政府開発援助(ODA)におけるモンゴルへの環境支援の方針や、具体的なプロジェクトの実施状況について調査・取材を行う予定です。

研修は、モンゴル文化教育大学の全面的な協力のもと実施され、同大学内に設置された桜美林大学ウランバートル事務所も、本研修を全面的に支援する体制を整えております。