モンゴル文化教育大学の大きな特徴は、全学生が学科を問わず入学後2年間、日本語教育を必修科目として学ぶことです。つまり、日本語教育に特に力を入れている点が、第一に挙げられる特色です。日本人教師も常に教壇に立ち、直接指導にあたっています。そのため、学生がしっかりと学べば、高い日本語能力や日本に関する幅広い知識を身につけることができます。
このような教育方針のもと、本学からは多くの留学生やインターンシップ参加者を日本へ送り出してきました。彼らが将来、モンゴルの健全な国づくりや日蒙交流に貢献し、各分野で活躍できる人材となることを願い、その育成を大学と教職員の使命としています。
卒業生は、日本語能力を生かして、在モンゴル日本大使館、JICA、日本企業、日蒙合弁企業などで数多く活躍しています。さらに、日本企業から直接オファーを受け、日本で就職する卒業生も少なくありません。
これまでの35年間で、モンゴル文化教育大学は約5000名の人材を社会に送り出してきました。さらに、日本への短期・長期留学、研修、インターンシップ、就職などとして延べ1500名以上を送り出した実績を誇りにしています。彼らはまさに、日蒙両国の文化・経済交流の懸け橋として重要な役割を果たしています。
また、本学はモンゴル国内で唯一、日本への育成就労や特定技能などの人材送り出しに関する公式ライセンスを持つ大学です。卒業生を中心に、多くの人材を日本へ送り出し、教育と雇用の両面で日蒙交流の発展に貢献しています。